新たな861日目  

ロシアWカップ・アジア2次予選の初戦を控えてのイラク代表との親善試合で、日本は縦パスを多用した早い攻撃で4–0の大勝をした。これを観て、ハリルホジッチ・ジャパンは、あのブラジルWカップ・グループ・ステージの無惨な敗退から立ち直ったと思った方も多いだろう。しかしセルジオ越後は「こんな相手なら、Jリーグ選抜とやるほうが遥かにいいし、大学選抜でもいいぐらいだよ。本当に期待外れ」と感想を述べた。要は、日本が強くなったのではなく、相手が弱過ぎたのだ。このまやかしの快勝を裏付けたのが、一昨日16日に行われた対シンガポール戦だ。大方の予想は日本の圧勝。ランキング52位と154位、相当な格下相手だから無理からぬことではあるが、そこは国旗を背負っての本気のWカップ2次予選、球際の厳しさも半端ではなかった。監督は「19回ほど100%得点できる状況を作った」とは云ったものの、スコアレスドローの結果を前にしては、いい訳にしか聞こえない。放った23本のシュートも、ゴールネットを揺らさなければ強さの証明にはならない。予想通りのガチガチに固めた守備網を破れなかったのは、不運だけでは済まされそうもない問題を呈しているのだ。そこへ行くと、なでしこは違う。3月のアルガルベ・カップでは9位でどうなることかと心配させたが、再び代表に復帰した澤穂希を加え、連覇のかかるカナダWカップ本番、なんと3連勝で1次リーグ1位通過を決めてみせた。対スイス1ー0、対カメルーン2ー1、対エクアドル1-0、得点に物足りなさはあるが、だらしない男子と較べて見事というほかない。かたや外国人監督、こちらは佐々木則夫監督。おまけに1次リーグは選手23人全員がピッチに立った。さあ、24日から決勝トーナメントだ。頑張れ!なでしこ!胸に輝くWカップチャンピオンのエンブレムの輝きに相応しい活躍を続けて欲しい。わたしも誇らしい気持で、今日もボールを蹴る。

画像

"新たな861日目  " へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント