新たな780日目

う~ん、いい匂い。こんなところに来ると、山部赤人じゃないけれど、ここでつい一夜を明かしてしまいそうになっちゃうのよね。そう、あまりにも有名なあの歌、「春の野に すみれ摘みにと 来しわれそ 野をなつかしみ 一夜寝にける」っての。えっ、知らない?!まあいいわ。よっぽど懐かしさがこみ上げてきたんだろうね。だってここで野宿するんだもん。宮廷歌人なのにカッコいいじゃない、アウトドア派のところがさ。雅の世界にいながらも、ココロは野にあり、ってとこ、魅かれちゃうわ。わたしだってこうみえて、街よりは郊外、野原が好きよ。そりゃあ、オシャレも捨て難いけどさ、どっちを取るかといわれれば、赤人さんと同じ。もっとも、ここにすみれは咲いていないけど、咲いてればもちろんわたしだって、摘んじゃうわよ。それをどうするのかって?そんなの決まってるじゃない。ジェイクにあげるのよ。春の野の象徴のように、飾り気もなく、可憐に咲くすみれ、わたしに似てなくもないでしょう?でも、すみれって、摘むとすぐに萎れちゃうのよね。やっぱりジェイクと一緒にきたときに摘んであげることにしようっと。そうだ、赤人さんはね、百人一首では「田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつ」と歌ってるの、これなら知ってるでしょう?

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