新たな910日目
定冠詞の"the"を辞書で引くと「自然界で唯一、またはそれに準じるもの」というのが出て来る。この例としてthe sun ,the moon,the earthなどが挙げられているが、もうひとつ、"the"がつくのとそうでないのとでは、価値が随分と違ってくるものがある。"The Royal Household"がそれだ。元々はジェームス・ブキャナン社が王室の依頼を受けて、1897年、皇太子(後のエドワード7世)専用のウイスキーとして造ったものである。昭和天皇が皇太子時代に訪英された際、英王室からプレゼントされたのが縁で、以来今日まで、日本だけで特別に販売が許可されているという代物だ。1990年代初頭までは、定冠詞の"the"がついていたが、今では"Royal Household"となっている。しかし、英国以外で一般に飲めるのは日本だけというのは変わっていない。ただ、価格はとなるとエライ違いで、"the"なしは2万5千円前後だが、"the"付きとなると、20万~40万円くらいとなる。さて、口に含んで、舌の上で転がしていると、アイリッシュにはない独特のスモーキーフレーバーが拡がってきて、アフターテイストもじっくりと楽しめる。こんなのを飲むときには、ツマミは何がいいのだろうか?中国産の安物ピーナツでは、どう考えても不釣り合いだ。ビターなチョコレートを一片齧って、一口啜るのはいいかも知れない。と、あれこれ考えもしたが、たまたま「夏の闇」を読んでいたので、ここは開高健に倣って、「柿の種」にした。至福の時間の始まりだ。えっ?それは"the"がついているのかって?どっちにしたって、I like this "the" best.ってことに変わりない。
この記事へのコメント
そうなんですね。
theがつくのとつかないとのではそんなに差があるんですか。
全く知りませんでした。
勉強になります。
たかだかウイスキーの話ですけどね。
ヨッ!The Mr JAKE♪かな?
チョコレートを食べるのが好きです
でもこの“日本だけ”の代物には
柿の種がピッタリかもしれませんね^^
余談ですが…
ウイスキーのときは
アイスクリームを食べるのも
好きです(照)
あらま、ぼくに"the"ですか!
なんかBaronになった気分。
アイスクリームですか。分かるような気がします。
溶けるまでに急いで飲まなくちゃあいけませんね。
もっと安いウイスキーとかブランディなら、牛乳割りをよくやるんですよ。
学生の頃は使い分けが難しくて、嫌いな言葉でした。
今は日本語にも有れば便利だろうなと思います。
ホンの偶にですけど。
そのRoyal何とか、“the”が付いてなくても良いですから、呑んでみたいですねえ。
このクラスになると、本当に舌の上で転がりますよね。そうしているうちに、鼻腔にいい香りが拡がります。
思い切って、観賞用のジョニーでも飲まれてみては?
楽しめますよ。
Theがつくと価値が10倍になるのですか!
一度味わってみたいものです。
なんだかえらく高価な物!
俺ん家では サッパリ解らん!
ザ さっぱりわからん!
でも そんなウイスキーが有るって事は耳学として
知っておこう!
おトウには縁が無いけど、
此処のところ発泡酒しか飲んでないので
ザ発泡酒と言って飲むようにって伝えとくワン!
なんせ古酒になりますので、価格もさることながら保存状態が気になりますよね。
"the"を付けて飲むと、発泡酒と云えども、ザが盛り上がりますよ。